わたしを変えた映画

kubogon

2012年02月27日 15:31

また一か月ほど更新しなかったから、妹に怒られました。

とりあえず愛読者の皆さん、すいませんでした。

近況報告としてトヨタのハイブリッドカーAQUAを買いました。それもオレンジ。なかなかいい色です。

燃費は冬場なので思ったほど伸びず、現在リッター20キロほどです。暖かくなれば30近くは行くでしょう。

珍しく洗車してみたりしています。デミオは半分錆びているのに。



なんか乗っているだけでエコな気持ちになりますな。アクセルふかさなくなりました。

その反動でデミオは急加速。それじゃあ意味ないじゃん。

今日は映画について少し。

自分は教育者として30年近くやってきていますが、その礎になっている映画が二本あります。

一つは「いまを生きる」。ピーター・ウィアー監督の名作です。原題 Dead Poets Society (死せる詩人の会)

私立の超進学校へやってきた奇妙な先生と生徒たちの深いむすびつきのお話。

授業の最初に「詩の分類」などのページを生徒に破らせて、「詩は分類したり評価したりするものではなく、味わうものなんだ。」と熱い一言。当時東京の進学塾でバリバリやってた俺は目からウロコが落ちました。

大切なのは対象に対する愛。そこが分からなくて点を取れても何の意味もない。

勉強を通じて、勉強より大切なものを伝えていこうと決めた映画でした。



ハラハラドキドキする映画じゃないけど、深く味わえる名作です。未見の方は是非。

もう一本は「初恋のきた道」。チャン・イーモウ監督の代表作です。これでチャン・ツィイーが大ブレイクして、シャンプーのCMに出るまでになりました。



父を教師の持った青年が、父の葬式のために帰ってくるところから始まる映画です。

その父と母の若かりし頃が鮮やかに描かれた作品です。

深い雪の中を父の教え子たちが交互に棺を担いで歩く。そこまで生徒に思われたら教師冥利につきますね。

人を愛し、敬うことは素晴らしいことです。気の利いたラストは涙なくしては見られません。

果たして今、教壇に立っている学校や塾や予備校の先生のどれだけの人が、このぐらい生徒に慕い、敬われていいることでしょう。

教師は出会った人の生き方を変えることも出来る錬金術師のような存在だと思っています。

みんなみんないい先生になって、いい授業をしてもらいたいものです。

なんか上目線ですいません。




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