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Posted by naturum at

2010年06月30日

久しぶり出艇

昨夜はワールドカップ見ていて、一時半まで起きていたのだが、釣りしたい気持ちが高まり、朝4時過ぎに起床。

いつものように浜地へ。5時に出艇。

すでにマイボートの釣り人が二人ほど沖で浮いている。

朝の海はとても美しい。



今日はサビキ+テンヤ。頑張って沖まで漕ぎ、水深18mくらいから釣り開始。

いつものように底取ると、すぐにアタリ。まずはカサゴちゃん。

この後もカサゴばかり10匹ほど釣れたので、場所移動。もう少し深場へ。

カサゴとは異なるアタリに合わせると、そこそこの面白いヒキ。

上がってきたのは30cm弱のホウボウ。

それにしてもこのサカナは面白い。胸ピレは完全に蝶の羽である。

モルフォ蝶を思わせる光沢のある羽。



正面からの顔もユニークだ。



9時まで4時間ほど釣りしていたが、エサのエビが底をつき、泣く泣く納竿。

珍しくタイもメバルも釣れなかった。カサゴ以外はでかいベラが一匹。やや不調。

明日もかなり早くから行って釣りしよう。波も風もないようだ。

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Posted by kubogon at 16:12Comments(0)カヤック 釣り

2010年06月29日

釣りにまつわる奇跡その1

時化で釣りに行けないので、今まで50年間釣りしてきて出会った少し奇跡的な出来事について書いてみよう。

小6の夏に父に初めて自分用の釣竿を買ってもらった。

投げ釣り用の安い振り出し竿でリールとセットになった3mほどのものだった。

その竿を持って父が海釣りに連れていってくれたのは一度だけ。

その時はキスを数匹釣っただけだったが、巻き上げている途中にくるアタリの面白さと、波打ち際からサカナが上がってくるときの、玉手箱を開けるような興奮は今も忘れられない。

キスは淡いパールのような輝きをした美しい魚で、こんな魚を自分の力で手に入れたということが不思議でしようがなかった。

その後、海に連れて行ってもらうことはなかった。それでも来るべき第2回目の釣行のため、テンビンをまっすぐ飛ばす練習をしておきたかった。

学校の校庭でも練習では、テンビン地面を引きずることに抵抗があったので、近くの河原で練習することにした。

鄙びた温泉街の脇を流れる大聖寺川は、上流にできたダムの影響で、その当時清流とは言えない深緑色をした川に成り下がっていた。

それでもウグイやヤマメや鯉やオイカワなど魚影はそこそこ濃かった記憶がある。



川に向かってジェットテンビンを投げるなど、今考えると殆ど狂気の沙汰としか思えない。

とにかく釣りに接していたかったのだろう。

針をつけないで投げるのも面白くないので、キス用の仕掛けに近所の寺の境内で採ったミミズを付け、下流めがけて投げることにした。

たいして大きな川ではないので、岩や木々などの障害物だらけ。仕掛けをロストして当たり前の状況だ。

川に張り出した大岩の上から、二投ほど力をセーブしてキャストしてみて、そこそこ真っ直ぐ飛んだので、三投目はかなり気合を入れて投げてみた。

ヒューンと空気を切り裂き、朱色のテンビンが青い空と緑の木々の間を飛んでいく。

そしてポチャンと深い淵に着水。

もちろんすぐ巻かないと根がかりするので、慌ててリールを巻き上げていると、ぐぐっとと竿先に手ごたえ。

あれ、やっちまったかな、と思うまもなく、グイグイと竿が引かれる。まさか、魚?

少し重くなったリールを力を込めて巻き上げると、水面をバシャバシャ暴れながら魚が近寄ってくる。

どうやら巨大なウグイだ。

スレで掛かったのか、ルアーと間違えたのかは分からないが、30センチほどのウグイがキスの仕掛けについてきた。

瓢箪から駒とはまさにことのこと。

このちょっとしたハプニングを自慢したくて、周囲を見渡してみたが、野鳥の鳴き声がするだけで人っ子一人いない。

仕方なく食えないウグイは川にリリース。よたよたしながら深みに戻っていった。



自分が50過ぎた今も釣りに情熱を傾けられるのは、この日の出来事があったからかもしれない。

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Posted by kubogon at 16:37Comments(0)釣り

2010年06月28日

メバルタックルでマダイ釣り

mixiをかなり前からやっていて、そこのメバリングというコミュに所属している。

基本的にメバルをルアーやワームで釣る人たちのコミュだけど、そこで外道ばっかり釣っている俺は、独自のトピをいただいて、釣り日誌アップしている。

コミュの管理人はりんたこさんこと岩崎林太郎さん。お若いのにメバリングの達人で、釣りあげた尺メバルは数知れず。

現在は釣り会社のフィールドテスターもやっており、いろんなロッドやルアーを開発しているメバリング界の神のようなお方である。

そのりんたこ氏が最近俺がひとつテンヤで真鯛ばかり釣っているのに影響されて、ゴムボートで鯛ラバ釣りしてみたとのこと。

さすが名人、50cmオーバーのマダイをゲット。メバル用のロッドなので、かなりブチ曲がっているが、楽しそう。

動画をご覧あれ。

  


Posted by kubogon at 10:42Comments(0)カヤック 釣り

2010年06月25日

サビキ+テンヤの釣果は

今朝は四時起床。起きたら、ワールドカップやってて2-0で勝っていた。

昨日出られなかったストレスを晴らそうと、そそくさと準備してでかけた。

空は青空、いい天気。

現地に着くと残念ながらウネリがある。昨日と変わらないぐらい。

ここまで来て帰るわけにはいかないので、とりあえず出艇。

水深15mぐらいから釣り開始。いきなりカサゴが釣れる。

ラインの傾き見ると、昨日同様かなりの速さで沖へ流されている。

ヤバイな、と思いながらも釣りを続けると、ロッドがグーンと曲がった。

あれ、変なヒキ方している。カサゴでもタイでもないな。そこそこ重い。

釣りあげてみてびっくり。

テンヤ針にカサゴ、孫針にもカサゴ、そしてサビキに24cmほどのメバルがかかっていた。



この後も続けてサビキにメバルがきた。

一時間半ほど釣ってみたが、沖にどんどん流されるので怖くなり、戻ることにした。

天気いいのに残念。

今日はタイ釣れずで終了。しかし、サビキテンヤ、なかなか面白い。次回はサビキ二つだけにしてやってみよう。

  


Posted by kubogon at 08:33Comments(1)カヤック 釣り

2010年06月24日

海を見ていたジョニー

今朝はのんびり起きて7時に自宅を出発。

浜地に着いてみると、風も波もうねりもある。ありゃ、こりゃ厳しいか。

とりあえずカヤックを車から降ろし、出艇しようとするも、波でこけそうになる。

くじけずにどうにか海に出て、ほんの少し沖に出て釣り開始。

道糸の傾き見て驚いた。かなり速さで沖に流されている。やばいっ。

慌てて竿をしまい、岸に漕ぎ戻った。

残念なので、しばらく海を見ていたが、波の収まる気配はなし。



雄島へ行ってもみたが、やはり白波たっている状況に変わりは無い。

諦めて帰宅。いい天気でもったいないので、かみさんと自宅前でBBQすることにした。

ハタハタとか焼き鳥とかブタ肉とかいろいろ買って帰宅。

近所の若奥様も招いて、楽しいバーベキュータイム。



まあこれはこれでいい時間の過ごし方。

明日の朝にまた頑張ろうっと。  


Posted by kubogon at 16:07Comments(0)カヤック 釣り

2010年06月23日

新しい仕掛けにチャレンジ

毎回釣行のたびに思うのだが、中層にかなり大きな魚群いてもひとつテンヤには反応してくれない。

多分アジか何かだろうけど、手をこまねいて見ているのもつまらないので、タイもアジも釣れるタックル考えてみた。

昔、船用に買ったサビキは2.5mもあり、カヤックでは使えない。

そこで半分にカットして二つのサビキにしてみた。擬似針は4つずつ。

これを道糸の先に付け、その下にやや重めのテンヤをつけてみる。

もしかしたら、アジもタイも釣れるか、あるいはどっちもこないか。

今日試そうとしたら悪天候で出艇できず。

明日は風もなく、まずまずの天気。むふふふふ。楽しみだ。

テンヤ用のエビ10パックも届いたことだし、これで心おきなくタイを釣れる。

釣果は明日のブログにて。

PS ついに少女時代が来日。夏の楽しみが増えた。AKBよりブレイクしてほしい。

   ライバルのワンダーガールズの「テル・ミー」をカバーした動画を見て。

   ユリのスカートと口の開き方がセクシー過ぎ。


  


Posted by kubogon at 18:36Comments(0)カヤック 釣り

2010年06月22日

今日もマダイが釣れました。

今朝は曇りで風もなく、波もないのでもちろん出艇。

飽きることなく福井の浜地海岸へ。

いそいそと準備し、魚探も積んでいざ出陣。

今日はやや遅めの六時半スタート。

途中で「ああっん。」という変な声が聞こえてきたので、驚いて見ると、海女さんが何人か潜っていた。

水深20mで釣り開始。いきなり変なアタリ。ヒキはカサゴではない。

上げてみると、ベラちゃん。



今日はいつもよりアタリが少ない。魚探に反応あるのはアジか。

テンヤやめてサビキにしようかさんざん悩む。

次のエビ投入して釣れなかったらサビキに変更しよっ、と思い、底を取り、しばらくして巻き上げると重い手ごたえ。

ググっと底に潜る例のヒキ。それもそこそこ強いヒキ。マダイだっ。

サビキにしなくて良かったよぉ、と思いつつ、楽しみながら釣りあげた。

昨日巻き替えた新しいラインも調子いい。



33cmほどあるきれいなマダイ。今回はハナダイではない。

毎回必ずタイが釣れる。もうタイ名人かもしれない。




途中で変なヒキがあり、上げてみると、メインの針にカサゴ、孫バリに小さいマダイがかかっていた。

どんだけ魚影濃いんだ、福井は。

橋立で船持っているおじさんも、「福井行くといやになるほど釣れる。」と言ってたっけ。

その後25cmほどの太いカサゴを釣った後、風が強くなってきたので早めに納竿。

それにしても昨日のアクセス数が500超えてしまった。どうしたことか。

巨大マダイのおかげか。なんか更新しないと申し訳ないような気がして、ついつい釣りに出てしまう。

昨日はネットでテンヤ用エビを10袋も購入。3100円也。やる気満々である。

午後から美容院に行き、釣り好きの店長さんにカヤックフィッシングを勧める。

仲間増やしたいもんね。  


Posted by kubogon at 13:18Comments(2)カヤック 釣り

2010年06月21日

タックルについて

テレビでCM見てたら、「お茶石鹸部門第1位」とかいう狭い範囲のランキングがあることを知った。

そんなのアリなら、もしかしたら俺も「3m30cm以内のカヤックでマダイを釣った部門第1位」かもしれない。

今日は天気悪いので久しぶりの出艇なし。そろそろガタがきているラインを新品に巻き替えた。

愛用のレガリス2500にSeaguarの「バトルエギ」の1号100mを巻いた。ショックリーダーとしてタフロン2号を3.6mほど。

鯛てんや用のPEラインは高くて5000円以上するので、アオリイカ用の安いラインしか買わない。

元来、釣り哲学として、「釣りは道具ではなく、魚のいる場所へ行けば釣れるのだ。」という考えを持っている。

一万円以上する道具は魚探以外ない。ステラなんて一生買わない。

カヤックで釣りをするのは、その魚のいる場所に行けるので、とても幸せである。




最近メインで使用しているコブラカヤックのエスケープは最も小さいサイズのカヤックなので、長いロッドは不向きである。

だからテンヤ釣り用には娘に買ってやった安い1.8mのシーバスロッドを使用。

一応SiCガイドだけどね。TIGAとかいうメーカーのもの。SPRAKⅢなんて書いてある。

こんなふうにテキトーなタックルでカヤックフィッシングを楽しんでいるわけだけど、それなりの釣果はある。

釣りに対する情熱のおかげかな。先週も週に五日は出艇しているし。もう漁師なみのスケジュール。

腕なんてドカタ焼けで真っ黒。人前で裸になれない。 車は魚臭くて人乗せられない。(笑)


話は変わるけど、昔からコマセを使った釣りってどうも好きになれない。

サビキにアミカゴつけるのもいやだ。海を汚しているって感じがしてしまう。エビって生臭いしね。

ひとつテンヤもエビ使うから最初腰が引けていたんだけれど、大きなエビの一匹がけで、ルアーに近い感覚があるので、のめりこむことができた。

仕掛けもシンプルで、一つ360円ぐらいで安い。

でも、なんでこんなに釣りしてしまうんだろう。やっぱ狩猟民族の血が騒ぐのかな。  


Posted by kubogon at 09:03Comments(0)カヤック 釣り

2010年06月20日

俺は釣り中毒なのか

今日は夜に知人の船でアジ釣りに出る予定。

でも、天気がいいとやはりカヤック漕いで釣りしたくなってしまう。

じっとしていられなくなって、またしても浜地へ。もうタイの虜。

風は少しあるが、出せないほどでもない。

カヤック運んでいたら、珍しく他のカヤックが戻ってきた。

赤いテンプテーションカヤックに乗った釣り人だ。

「釣れましたか。」と声をかけると、「カサゴとシーバス釣れました。」とのこと。

見ると艇の横に魚がヒモでひとまとめにされている。そうか、この手があったのか。

「タイ釣りたかったんですけどね。鯛ラバじゃ厳しいですかね。」と彼。

「俺はひとつテンヤで釣ってます。一昨日も84cmのマダイ釣れましたよ。」と自慢する俺。

別れの挨拶を交わしたのち、10時に出艇。いつもよりかなり遅い時間だ。

今日は少し波はあるが、そんなに流されない。いつものポイントまで漕ぎに漕ぐ。

テンヤにエビ付けて釣り開始。もう場所は分かっているので魚探はなし。

すぐにググンとアタリ。そこそこ大きいカサゴゲット。今日はカサゴも持ち帰ろう。

そのうちびっくりするほど小さいカサゴも釣れた。テンヤ針と同じくらいか。

新しい防水カメラのマクロモードで撮ってみる。おおっ、いい写真だ。



その後、タイらしきヒキ。20cmほどのコダイだ。毎回確実にタイ釣れる。もう名人かな、俺。  続きを読む


Posted by kubogon at 14:51Comments(0)カヤック 釣り

2010年06月19日

それでも俺は釣りに行く

昨日の興奮冷めやらぬ今日、天気も悪そうで出艇を考えていたが、晴れ間が出てくるともういけない。そそくさと準備してまた福井へ。

昨日パンクしたタイヤは上ちゃんのお助けでスタッドレスに交換してもらい、ちゃんと車も走れるようになった。

そう言えば昨日のブログはついに400アクセス突破。嬉しい限りである。こんなオヤジの拙い日記なのに。


今日は暖かいので海水パンツとティーシャツで釣り。

沖から陸に吹く風でなかなかポイントへ到達できない。

めんどくさくなって手前で釣り開始。相変わらずカサゴは釣れる。近くの手こぎボートのオヤジもクーラー一杯にカサゴ釣れた、と見せてくれた。



カサゴしか釣れないので頑張って少し沖へ。

するとカサゴじゃないヒキ。でもタイでもない。なあんだ、ホウボウか。

25cmのホウボウをキープ。

今日は何釣れても昨日の反動で無感動になってしまっている。こりゃいかん。

そうこうしているうちにマダイらしいアタリが。

おっと、合わせてみると竿が軽い。20cmぐらいの小鯛だった。昨日の100分の1ぐらいのサイズ。



とりあえずしばらく頑張ってみたが、どんどん陸に流されるので釣りを断念。今日はこんなもんでいいや。

一枚でもマダイ上げたらノルマ達成みたいな感じ。

明日は夜釣り出る予定。  


Posted by kubogon at 18:16Comments(0)カヤック 釣り

2010年06月18日

巨大魚との死闘

今朝も5時に目が覚めたので、浜地海水浴場へ。ほぼ毎日来ている。

昨日タイが4枚も釣れたので、今日も期待大。

水深18mぐらいから釣り開始。昨日使っていた自作のひとつテンヤだ。

初め二匹ほどカサゴが釣れて、その後に変わったヒキ。あれ、タイとも違うぞ。

なんじゃらほいと上げてみたら、25cmほどのメバル。ついにメバルもテンヤで釣れた。

少し沖に流されて、水深が20mを超えたところで、底をとったあと少しラインを多めに出していたら、異変がおきた。

さお先がグーーンと大きく曲がったのだ。

何のアタリもなく曲がったので、根がかりかと思い、ロッドを立てた瞬間、ギュンギュンと音を立ててPEラインがリールから出て行く。

そんなにドラグを緩めていたわけでもないのに、ハムスターの回り車のようにリールが逆回転している。

短めのシーバスロッドが限界近く弓なりに曲がり、ものすごい力で下に引きこまれる。

慌ててリールを巻いたが、巻いた分だけまたラインが引き出される。

すわ、青物かと思ってもみたが、青物ならもっと左右に走るはず。

これだけ下に引き込むのは、やはりマダイか。それにしてもこんなヒキ、味わったことがない。

そのうち竿を立て続ける右手に乳酸がたまってきた。かれこれ20分はラインのやりとりを続けている。

後は0.8号のアオリイカ用のPEとタフロンの3号がどこまでこのヒキに耐えられるかだ。

これだけでかいヒキのサカナの顔はぜひとも拝みたい。バラシませんように、と神にも祈る気持ち。

そのうち巨大魚も弱ってきたらしく、出て行く糸より巻き取る糸が多くなってきた。

後6mほどになったとき、カヤックの下を覗き込んで驚いた。

畳半畳ほどもあるピンクの塊が、ゆらりと白い腹を見せながら上がってくるではないか。マダイだっ。

それも気持ち悪いほどでかい。

ようやくカヤックの横にぷかりと浮いたマダイは、苦しそうにエラをぱくぱくしている。

ここで大変なことに気づいた。ギャフも網もないっ。どうやってこんなバカでかい魚取り込めばいいんだ。

もちろん10キロ以上もあるでかいタイをぶっ抜けるわけもない。ここまで来て取り込み断念か。

頭の中にヘミングウェイの「老人と海」がよぎる。ラインにサカナつけたまま漕ぎ戻るか。

でも、多分ライン切れちゃうだろうなあ。

ダメもとで、恐る恐る尻尾を片手でつかんでみた。そんなに暴れる気配はない。

片手で引きずりあげようとするも、重くてびくともしない。

仕方なく横を向いて両手で尾を握り、艇の上に引きずりあげた。

カヤックが大きく傾き、あわや転覆かと思いきや、どうにか股間にずしんと収まった。



一見何の写真かわからないだろうが、俺の股間で逆さまになっているマダイだ。身長180センチの俺の脚の長さと同じくらいある。

もう釣りどころではなくなり、慌てて浜に漕ぎかえった。

やっと艇からサカナを引きずり降ろしてパチリ。



俺の乗っているコブラカヤックミニは、艇の横にサカナのサイズを測る目盛りがついている。

最高71cmまで測れるが、それをはるかに超えている。  続きを読む


Posted by kubogon at 15:01Comments(2)カヤック 釣り

2010年06月17日

自作テンヤでマダイ爆釣!!

昨日は天気もよくなかったので、出艇せずに上州屋で買い物。

ひとつテンヤは自作できるというので、そのパーツを買ってみた。



オモリの部分は贅沢して金色の新太郎テンヤバージョンの五号。

メインの針はガマカツのテンヤ用中サイズ。孫針は炎月。

メインの針をオモリの穴に差し込んで上から金槌で叩く、というようなことをネットで見たのでマネしてみた。

あれ、叩いても全然形が変わらない。やはり金色は硬いのか。

仕方なく、カヤックの補修用に買った水中エポキシパテで穴を固めた。

出来上がりはこんな感じ。

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Posted by kubogon at 15:53Comments(0)カヤック 釣り

2010年06月16日

基本に忠実に

昨日は朝方晴れていたので、またもや福井の浜地へ真鯛釣り。

波はないが風がやや吹いていた。

魚探を積んで、水深20mの砂地まで漕ぐ。越前松島がかなり近くに見える。



釣り始めて15分ほどでアタリあり。大きく合わせるとかなり引き込まれる。

あっ、先日リール洗ったとき、ドラグ目いっぱい締めたままだった。

気付いたときにはもう遅く、プチンとラインブレイク。仕掛け結んだところから切れていた。

それからしばらくして今度もまた大きなアタリ。今度はドラグ緩めておいたので安心。

上がってきた魚影はホウボウの40センチサイズ。最後までよく走る。

ところが走られた勢いで魚探の金具にラインが引っ掛かり、間際でまたしてもラインブレイク。ああっ。

今日はもう魚の顔を見ることはできないのかと諦めかけていたら、いつものカサゴちゃんゲット。

もちろんリリース。



風で流されて岩礁地帯に来ていたようだ。再び砂地に戻り、再チャレンジ。

やっときたアタリに合わせると、今度はタイ特有のぐぐっという下に潜る引き味。しかし、イマイチ引きが弱い。

上げてみると20センチそこそこの小さな真鯛。それでも目的の鯛が釣れ、嬉しいことは嬉しい。



ということで、イマイチ盛り上がりにかけた釣行だった。

今度から結び目の確認とドラグの確認は怠らないようにしようっと。

何事も基本が大切。釣り逃がした魚は全てでかいっ。  


Posted by kubogon at 10:05Comments(0)カヤック 釣り

2010年06月14日

キス狙いがなぜか

塩屋でキスが釣れているというので、土曜の午前中に塩屋海水浴場から出艇。

砂浜にはずらりとキス釣り人たちが並んでいた。

中にはパドルボードなんて新しい乗り物で遊んでいる人もいた。

サーフボードの上に立って、パドルで漕ぐって遊び。



テトラの向こうにいたゴムボートのおっさんに釣果尋ねると、「ぜーんぜん釣れんよ。アタリもないわ。」とのこと。

確かに1時間やってみて殆どアタリもなし。潮流れが速く、漕ぐので疲れた。

小さなメゴチとアイナメ二匹だけ釣って納竿。

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Posted by kubogon at 15:31Comments(2)カヤック 釣り

2010年06月12日

ひとつテンヤって素晴らしい

昨日は久しぶりの部活。新人のY君と朝8時に浜地海水浴場で待ち合わせ。

俺がそんな時間までのんびりしているわけがなく、6時には着いて出艇。

今朝は手漕ぎマイボートで鯛釣りしているおじさんがいたので、近づいていって情報収集。

「こんな小さいのしか釣れてない。」と見せてもらった鯛は20センチほどのもの。

魚探をつけてみると、おじさんの撒いたコマセのおかけでかなりサカナが寄ってきている。

これはチャンスと近くで釣り開始。ひとつテンヤによる真鯛狙いだ。

しばらく釣り続けるも、またしてもカサゴだらけ。カサゴはかなり大きいサイズ。一応キープ。

そのうち部員のY君がやってきたので、合流して沖に出た。



今回の釣行は気合いが入っている。魚探も持ってきたし、リールも一番新しいやつに換えてきた。

「水深20mはないとタイは釣れない。」と先日のおじさんが言っていた言葉を思い出し、どんどん沖へ漕ぎ出す。

Yくんは途中で停止して釣り開始。

俺は水深21mのところで停止。魚探で底を見ると真っ平らだ。砂地だ。

真鯛は砂地にいるということを聞いたことがある。これはチャンスだ。

早速ひとつテンヤにエビを付けて投入。幸い潮のながれも速くない。

しばらくしてもなんのアタリもないので、エサを取り換えようとして、高速でリール巻いていたら、ゴツンとしたアタリ。

ええっ、なんで?

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Posted by kubogon at 16:27Comments(6)カヤック 釣り

2010年06月10日

略奪者

今朝はついに四時半に起床。激しく老人タイム。

ということで5時半には海の上。

今日は甘エビ大作戦だったけど、身がでか過ぎたのと柔らかすぎたのでやや失敗。

カサゴだけは今日も釣れまくり。 ひとつテンヤはよく釣れる。




3時間ほど釣りして、釣れたカサゴを砂浜でアーミーナイフでさばいていたら、耳元にすごい風音

なんと俺の捨てたカサゴのハラワタをトンビがかっさらっていった。

サカナ取られなくて良かった。

それにしても耳の真横を通っていくとは大胆なヤツめ。

明日も好天。出漁確定。  


Posted by kubogon at 16:17Comments(0)カヤック 釣り

2010年06月09日

海の雲

今朝は5時半に目が覚めた。

起きた以上、やはり釣りに行かねばならぬ。

冷凍庫からエビ出して、ひとつテンヤ持って出発。

今日も福井の浜地海水浴場。やはり真鯛釣りたい。今朝は驚くほどのベタ凪。

なんと水面に雲がはっきり映っている。さざ波すらない。



ひとつテンヤはよく釣れる。落とすたびにアタリがある。

今日もカサゴ爆釣。

一度大きなアタリきて、合わせたら、すごいヒキでライン切られた。

仕掛けとの結び目が甘かったようだ。きっと鯛。ああ、無念。

仕掛けがなくなったので一旦上陸して福井新港近くの釣具屋でテンヤとジグを補給。

再出艇後もカサゴだけはよく釣れる。



気が付くと11時。もう5時間ほど遊んでいたことになる。腹減ったので納竿。

岸辺では幼稚園児たちが遠足に来ていた。保母さんたちの声が砂浜に響く。



さて、明日も波ないし、どうよしうかな。さすがに疲れが出て、頭ふらふらしている。

頑張れ、俺っ。  

Posted by kubogon at 15:59Comments(0)カヤック 釣り

2010年06月08日

今日の大物はいったい・・・

今日は風も波もないとてもとてもいい日。もちろん出艇でござる。

場所は一昨日マダイ釣れた浜地海水浴場。ひとつテンヤにエビつけて釣り開始。

入れてすぐにアタリ。いつものカサゴちゃん。しばらくカサゴだらけ。

そのうちチョイと違うヒキ味。おっ、キジハタじゃん。これはキープ。



それからしばらく釣るもタイらしきアタリはなし。あれはビギナーズラックだったか。

ときおり水面で小魚が跳ねているのだが、ジグ投げても釣れない。何が下にいるんだろう。

ひとつテンヤからメタルジグに切り替えて底を叩いていたら、ものすごいヒキ。

ギリギリとリールからラインが引き出されていく。サワラかぁ。

しばらくヤリトリしたのちに、ぶっこ抜いてみたら、変なサカナ。



体長は50センチほどあり、凶悪な顔をしている。こりゃエソだな。とりあえずリリース。

あとで調べてみたら、トカゲエソらしい。名前も持ちわるっ。

四時間ほど浮いていたら、艇の真横からトビウオが飛び立っていった。見事に30mほど飛んだ。

素晴らしい出会いだ。これだからカヤックはやめられない。

お昼に浜に上がると近所の地引網やっているおじさんが、キジハタ欲しいという。

毎日サカナばかり食べているので、「どうぞどうぞ。」とあげた。

するとカヤックを浜から車まで運ぶのを手伝ってくれた。ありがたいこっちゃ。

「また釣れたら、捨てんとくれや。」と頼まれ、了承。サカナもらってくれる人歓迎ですぜ。

今日いつもよりロスト多く、ジグ二つにテンヤ二つなくした。今度から気をつけよう。

明日は少し風が出るみたいだが、一応朝から出艇予定。

お楽しみに。にんにん。  

Posted by kubogon at 16:41Comments(2)カヤック 釣り

2010年06月07日

久しぶりの大物ゲット

あらすじ

今まで好き勝手に漁港を使って出艇していたカヤック部の二人であったが、度重なる海難事故のため巻き添えを食らい、新しい釣り場を求めて放浪の旅へ出たのであった。

ということで、土曜の夜に釣り具屋「釣り吉」へ行った。

閉店間際に入ると、「あれ。先生、今、お連れさん来てましたよ。」とのこと。上ちゃんだ。

「浜地行くなら真鯛釣れるよと言ったら、鯛テンヤとエビを買って行きました。」

なるほど、俺を出し抜こうという魂胆だな。ということで鯛テンヤ購入。えさは上ちゃんの使おうっと。

翌日曜はまたもや最高にいい天気。浜地海水浴場から無事出艇。

やはり砂浜からの出艇は波があるので緊張するなあ。



最初近場でキス釣っていたが、あまり釣れないので少し沖へ出ることに。

途中で手こぎボートのおっさんに「水深20mはないとタイ釣れないよ。」教えてもらった。

今回は魚探積んで出たので、水深見ながら沖へ。ほぼ20mくらいのところで鯛テンヤの釣り開始。

いなりそこそこのカサゴゲット。ここでもまたカサゴかよ。カサゴ名人だな。



そのうち上ちゃんが大騒ぎ。「釣れましたあー。」えっ、真鯛かよっ。と思いきや、マゴチとのこと。

しかも50cmほどある。でかっ。北陸でマゴチは珍しい。



そのすぐ後に鯛テンヤで底を叩いていたら、軽いヒキ。思い切ってガツンとアワセをくれてやると強烈にロッドがしなった。

シーバスロッドがかなり弓なりに曲がる。右に左に走る走る。こりゃカサゴじゃないな。

水面近くに上がってきたサカナ見ると、ピンクのきらめき。真鯛だあっ!

慎重に取り込んで、上ちゃんに見せびらかしに行った。30センチは軽く超えている。



カヤック始めたひとつの理由として、タイを釣りたいというのがあったんだけど、無事念願達成。うれしいよん。

その後も30センチ弱のカサゴを二匹釣りあげて納竿。

やはり福井は魚影が濃いですなあ。うししし。

夜は鯛飯。娘たちも大喜びの巻。にんにん。  

Posted by kubogon at 08:13Comments(1)カヤック 釣り

2010年06月06日

さよなら橋立港

土曜の朝も好天で、四日連続の出艇。今回は久しぶりに上ちゃん参加。

波はほんの少しあるが、そこそこのコンディション。




赤灯台横から釣り開始。俺はすぐにアタリがあり、いつものようにカサゴが釣れる。

上ちゃんは何のヒットもなし。あんまり釣れてないので、仕掛け聞いて驚いた。

数日前に使ったガルプのワームをそのまま使っているとのこと。もうひからびてるよ。

新しいワームを渡すとやっと釣れ始めた。手のかかる子ねえ。

そのうち俺にキジハタヒット。まだサイズは小さいが、カサゴ以外は久しぶり。



カサゴは25センチオーバーのもの二匹と、そこそこ型も良くなってきた。刺身用に持ちかえる。

上ちゃんはオニのように小さいカサゴ釣りあげて興奮。



楽しく三時間ほど遊んで帰港。

すると漁業協同組合の名前の入った男性が近づいてきた。

「何が釣れたかね。」「カサゴとキジハタです。」

「昨日、ゴムボートの事故があってのう。漁協もピリピリしとるんだわ。あの事故の後やからね。」

「そのゴムボートなら昨日見ましたよ。」

「そうか。ほんで、この辺で釣りするのやめてもらいたいんだわ。」

ええっ!俺のホームグラウンドなのに。

やはりカヤックやゴムボートなどの低い船は漁船から見えづらいので、事故の可能性が大きい。

もう死人は出したくないので、頼む、とのこと。

しぶしぶ承諾したが、さてどうしたものか。釣り日記も更新できなくなってしまう。ファンが多いのに。(笑)

ということで、新たな出艇場所を探して旅に出よう。  

Posted by kubogon at 06:04Comments(4)カヤック 釣り