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2010年06月29日

釣りにまつわる奇跡その1

時化で釣りに行けないので、今まで50年間釣りしてきて出会った少し奇跡的な出来事について書いてみよう。

小6の夏に父に初めて自分用の釣竿を買ってもらった。

投げ釣り用の安い振り出し竿でリールとセットになった3mほどのものだった。

その竿を持って父が海釣りに連れていってくれたのは一度だけ。

その時はキスを数匹釣っただけだったが、巻き上げている途中にくるアタリの面白さと、波打ち際からサカナが上がってくるときの、玉手箱を開けるような興奮は今も忘れられない。

キスは淡いパールのような輝きをした美しい魚で、こんな魚を自分の力で手に入れたということが不思議でしようがなかった。

その後、海に連れて行ってもらうことはなかった。それでも来るべき第2回目の釣行のため、テンビンをまっすぐ飛ばす練習をしておきたかった。

学校の校庭でも練習では、テンビン地面を引きずることに抵抗があったので、近くの河原で練習することにした。

鄙びた温泉街の脇を流れる大聖寺川は、上流にできたダムの影響で、その当時清流とは言えない深緑色をした川に成り下がっていた。

それでもウグイやヤマメや鯉やオイカワなど魚影はそこそこ濃かった記憶がある。

釣りにまつわる奇跡その1

川に向かってジェットテンビンを投げるなど、今考えると殆ど狂気の沙汰としか思えない。

とにかく釣りに接していたかったのだろう。

針をつけないで投げるのも面白くないので、キス用の仕掛けに近所の寺の境内で採ったミミズを付け、下流めがけて投げることにした。

たいして大きな川ではないので、岩や木々などの障害物だらけ。仕掛けをロストして当たり前の状況だ。

川に張り出した大岩の上から、二投ほど力をセーブしてキャストしてみて、そこそこ真っ直ぐ飛んだので、三投目はかなり気合を入れて投げてみた。

ヒューンと空気を切り裂き、朱色のテンビンが青い空と緑の木々の間を飛んでいく。

そしてポチャンと深い淵に着水。

もちろんすぐ巻かないと根がかりするので、慌ててリールを巻き上げていると、ぐぐっとと竿先に手ごたえ。

あれ、やっちまったかな、と思うまもなく、グイグイと竿が引かれる。まさか、魚?

少し重くなったリールを力を込めて巻き上げると、水面をバシャバシャ暴れながら魚が近寄ってくる。

どうやら巨大なウグイだ。

スレで掛かったのか、ルアーと間違えたのかは分からないが、30センチほどのウグイがキスの仕掛けについてきた。

瓢箪から駒とはまさにことのこと。

このちょっとしたハプニングを自慢したくて、周囲を見渡してみたが、野鳥の鳴き声がするだけで人っ子一人いない。

仕方なく食えないウグイは川にリリース。よたよたしながら深みに戻っていった。

釣りにまつわる奇跡その1

自分が50過ぎた今も釣りに情熱を傾けられるのは、この日の出来事があったからかもしれない。

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