2012年05月31日
意外な外道は美味であった。
愛車のデミオくんが車検で三日間いなかったので、カヤッキングできなかった。
禁断症状出かけたときにデミオ帰宅。今朝は張り切って四時過ぎから浜地海水浴場へ。
キス狙いで途中の自販機で石ゴカイ購入。それにしても日本中の釣り餌自販機の中で青イソメが静かにウネウネしていることを想像すると少し気持ち悪くなる。
波はなく、風もないがウネリのある海。そこそこのコンディションだ。

近場でキス狙っていたら、投釣りのじいさん連中から怒号。「ジャマだ、ジャマだあ。」
海はみんなのものなのに、と思いつつも、「すみませーん。」と明るく沖に出る俺。
沖では石ゴカイで何の反応もなし。仕方なくサビキ+鯛ラバーに換えてみる。
しばらくするといいアタリ。ヒキもそこそこ。30センチの尺アジだあ。わーい。
アジはそれ一匹だけ。あとはでかいフグが二匹。もちろんフグはリリース。
もう少し釣りたいので、仕掛けをゴング仕掛けという鯛用の仕掛けにエビのワームを付けて岩場へと移動。
カサゴで遊んであわよくば鯛。久しぶりに漕ぐと体がぎくしゃくする。やはり毎日出ておかねばと思う。
友人には「漁師だね。」と言われ、サカナ臭いクルマに白い眼を向けられても釣りに出る。
仕掛けを底を切るぎりぎりぐらいに投入し、艇の上で広口ビンにオシッコしていたときのこと。
竿がグニィっとゆっくり曲がった。ああ、根がかりだ。慌ててズボンを上げ、ラインを出してテンションを下げてみる。
それからすぐに巻き上げるとどうやら外れた模様。でもなんかおかしい。かなーり重い。
リールを巻くとぐぐっと生き物らしいヒキ。でもヒキ味が鈍い。昔、こんなヒキしたときはエイだったなあ。
水面まで上がってきたモノを見てびっくり。ああ、そこそこでかいタコちゃんですう。
怒りのあまり目が金色に輝いている。

写真撮ろうとしたら、艇に張り付いて艇の底側へ逃げようとする。かなりの暴れん坊ぶり。
昔、何かの本で目と目の間が急所だというのを読んだことを思い出し、アーミーナイフで眉間をぐりぐり。
急に力が抜けてぐったりしたタコちゃん。クーラーにしまってから浜へ戻った。
夜はタコ飯とタコの酢の物とアジの塩焼き。全て浜地産。(笑)
次回は本格的にタコ狙ってみるか。
禁断症状出かけたときにデミオ帰宅。今朝は張り切って四時過ぎから浜地海水浴場へ。
キス狙いで途中の自販機で石ゴカイ購入。それにしても日本中の釣り餌自販機の中で青イソメが静かにウネウネしていることを想像すると少し気持ち悪くなる。
波はなく、風もないがウネリのある海。そこそこのコンディションだ。
近場でキス狙っていたら、投釣りのじいさん連中から怒号。「ジャマだ、ジャマだあ。」
海はみんなのものなのに、と思いつつも、「すみませーん。」と明るく沖に出る俺。
沖では石ゴカイで何の反応もなし。仕方なくサビキ+鯛ラバーに換えてみる。
しばらくするといいアタリ。ヒキもそこそこ。30センチの尺アジだあ。わーい。
アジはそれ一匹だけ。あとはでかいフグが二匹。もちろんフグはリリース。
もう少し釣りたいので、仕掛けをゴング仕掛けという鯛用の仕掛けにエビのワームを付けて岩場へと移動。
カサゴで遊んであわよくば鯛。久しぶりに漕ぐと体がぎくしゃくする。やはり毎日出ておかねばと思う。
友人には「漁師だね。」と言われ、サカナ臭いクルマに白い眼を向けられても釣りに出る。
仕掛けを底を切るぎりぎりぐらいに投入し、艇の上で広口ビンにオシッコしていたときのこと。
竿がグニィっとゆっくり曲がった。ああ、根がかりだ。慌ててズボンを上げ、ラインを出してテンションを下げてみる。
それからすぐに巻き上げるとどうやら外れた模様。でもなんかおかしい。かなーり重い。
リールを巻くとぐぐっと生き物らしいヒキ。でもヒキ味が鈍い。昔、こんなヒキしたときはエイだったなあ。
水面まで上がってきたモノを見てびっくり。ああ、そこそこでかいタコちゃんですう。
怒りのあまり目が金色に輝いている。
写真撮ろうとしたら、艇に張り付いて艇の底側へ逃げようとする。かなりの暴れん坊ぶり。
昔、何かの本で目と目の間が急所だというのを読んだことを思い出し、アーミーナイフで眉間をぐりぐり。
急に力が抜けてぐったりしたタコちゃん。クーラーにしまってから浜へ戻った。
夜はタコ飯とタコの酢の物とアジの塩焼き。全て浜地産。(笑)
次回は本格的にタコ狙ってみるか。
2012年05月28日
運がなくてもウンはある
昨日は不思議な日だった、朝はいつものようにカヤックで釣り。
最近キスが釣れている橋立から出艇。朝五時過ぎというのに、もう出ているカヤッカーがいる。
あの艇は見覚えがある。先日、浜地でお会いした松本さんだ。
俺がキス爆釣したというFacebookでのカキコミを信じてやって来たとのこと。
可非工房のマスターも赤いカヤックで参加。昨日の俺の釣果を目の当たりにしているので、やはりキス狙い。
しかし、この日は全く釣れない。はるばる来てくれたお二方に申し訳ない。
それでも俺は20cmオーバーのキスを4匹GET。後の二人はどうやらキスの姿は拝めていないようだ。
8時過ぎに釣り終了。うちへ朝飯食べに帰る。トイレに入ると流してない小さいウンコが。あらあら、誰だよ流し忘れたやつは。それにしても小さい。後で聞いたらリクガメのウンコ。
午後から明峰のブラスの演奏を聴きたいというので次女を送ってかみさんと小松へ。
公演中、暇なのでかみさんとショッピング。ケーズ電気、ユニクロ、ABCマートなどまわる。
ユニクロで便意をもよおし、奥のトイレへ。二つふさがっており、ややピンチ。車椅子用のところだけ空いていたので、やむなく使用。
入ってみると便器のフタが開いていて、またもや流してないウンコが。今度は明らかに人のもの。
一日に二度も流してないウンコみるなんてめったにないこと。確率にして10000分の1以下だろうな。
ウンがついてるってことか。自分に言い聞かせる。
それにしても前の人、かなりあせってたんだろうな。トイレットペーパーも長く引きずり出したままで、乱暴に引きちぎった後がある。
そして更に驚いたことに、貯水タンクの上に財布が忘れてあった。あらあら。
中を見るとちゃんと名前の書いたカードなどが入っていた。これでウンコ流さなかった犯人が分かった。
昨日ユニクロにいた○出 ジュンコさん、あなたですよ、あなた。
もちろん店員さんに財布届けて店を出た。
ありそうでなさそうな不思議な一日であった。
最近キスが釣れている橋立から出艇。朝五時過ぎというのに、もう出ているカヤッカーがいる。
あの艇は見覚えがある。先日、浜地でお会いした松本さんだ。
俺がキス爆釣したというFacebookでのカキコミを信じてやって来たとのこと。
可非工房のマスターも赤いカヤックで参加。昨日の俺の釣果を目の当たりにしているので、やはりキス狙い。
しかし、この日は全く釣れない。はるばる来てくれたお二方に申し訳ない。
それでも俺は20cmオーバーのキスを4匹GET。後の二人はどうやらキスの姿は拝めていないようだ。
8時過ぎに釣り終了。うちへ朝飯食べに帰る。トイレに入ると流してない小さいウンコが。あらあら、誰だよ流し忘れたやつは。それにしても小さい。後で聞いたらリクガメのウンコ。
午後から明峰のブラスの演奏を聴きたいというので次女を送ってかみさんと小松へ。
公演中、暇なのでかみさんとショッピング。ケーズ電気、ユニクロ、ABCマートなどまわる。
ユニクロで便意をもよおし、奥のトイレへ。二つふさがっており、ややピンチ。車椅子用のところだけ空いていたので、やむなく使用。
入ってみると便器のフタが開いていて、またもや流してないウンコが。今度は明らかに人のもの。
一日に二度も流してないウンコみるなんてめったにないこと。確率にして10000分の1以下だろうな。
ウンがついてるってことか。自分に言い聞かせる。
それにしても前の人、かなりあせってたんだろうな。トイレットペーパーも長く引きずり出したままで、乱暴に引きちぎった後がある。
そして更に驚いたことに、貯水タンクの上に財布が忘れてあった。あらあら。
中を見るとちゃんと名前の書いたカードなどが入っていた。これでウンコ流さなかった犯人が分かった。
昨日ユニクロにいた○出 ジュンコさん、あなたですよ、あなた。
もちろん店員さんに財布届けて店を出た。
ありそうでなさそうな不思議な一日であった。
2012年05月25日
キスキスバンバン
ブログ更新するヒマがないほど、毎日海へ出ている。毎日波がないのだ。
昨日はいつもの浜地でカサゴ爆釣。食べきれないので、ご近所に配る。結構喜ばれるものだ。

自宅でも唐揚げにしてポン酢で食べた。やはり美味しい魚だ。小骨は多いけど。
今日は小雨なので少し躊躇したが、それでも10時頃から海へ出た。今日は橋立。近くていいや。車で8分。
このところキスが釣れているらしいので、行きつけの「釣り吉」で石ゴカイを300円分だけ買ってチャレンジ。
去年、あるじいさんから釣れるポイント聞いたので、そこまで漕いでから釣り開始。
水深は8メートル程度。風が少しあるので、艇が沖に流されるが怖いほどではない。
仕掛けを落としてしばらくすると、小刻みに竿先が揺れ出した。そしてドンという感じでアタリがきた。
コンと合わせるとそこそこ引く。あ、キスだな。

釣りあげてみると20センチオーバーの良型のキス。この時期にしては大きい。
そのあとも落とすたびにかなり大きいキスばかり釣れる。大漁だあ。
釣りに熱中している間に少し沖へ。そして下痢。またも下痢。
ウンコしたいのは分かってたんだけれど、釣れているとついつい限界までガマンしてしまう。
肛門に気合を入れて砂浜へ漕ぎ戻る。岩陰でまたもや野グソ。優しい雨が洗い流してくれるだろう。
すっきりしたので、また釣り再開。それからも順調に釣れる。
かみさんとランチの約束してたので、一時間ちょいで切り上げて帰宅。楽しかったなあ。ウンコ以外は。
こんなに釣れてしまった。明日も行くことに決めた。朝からキス狙いだあ。

車の中は魚臭くて大変。魚屋よりサカナ臭い。それでもやめられないから釣りバカなんだろうなあ。
昨日はいつもの浜地でカサゴ爆釣。食べきれないので、ご近所に配る。結構喜ばれるものだ。

自宅でも唐揚げにしてポン酢で食べた。やはり美味しい魚だ。小骨は多いけど。
今日は小雨なので少し躊躇したが、それでも10時頃から海へ出た。今日は橋立。近くていいや。車で8分。
このところキスが釣れているらしいので、行きつけの「釣り吉」で石ゴカイを300円分だけ買ってチャレンジ。
去年、あるじいさんから釣れるポイント聞いたので、そこまで漕いでから釣り開始。
水深は8メートル程度。風が少しあるので、艇が沖に流されるが怖いほどではない。
仕掛けを落としてしばらくすると、小刻みに竿先が揺れ出した。そしてドンという感じでアタリがきた。
コンと合わせるとそこそこ引く。あ、キスだな。

釣りあげてみると20センチオーバーの良型のキス。この時期にしては大きい。
そのあとも落とすたびにかなり大きいキスばかり釣れる。大漁だあ。
釣りに熱中している間に少し沖へ。そして下痢。またも下痢。
ウンコしたいのは分かってたんだけれど、釣れているとついつい限界までガマンしてしまう。
肛門に気合を入れて砂浜へ漕ぎ戻る。岩陰でまたもや野グソ。優しい雨が洗い流してくれるだろう。
すっきりしたので、また釣り再開。それからも順調に釣れる。
かみさんとランチの約束してたので、一時間ちょいで切り上げて帰宅。楽しかったなあ。ウンコ以外は。
こんなに釣れてしまった。明日も行くことに決めた。朝からキス狙いだあ。

車の中は魚臭くて大変。魚屋よりサカナ臭い。それでもやめられないから釣りバカなんだろうなあ。
2012年05月21日
白熱、釣りバトル
土曜は塾の深夜特訓。生徒たちと朝5時まで塾で過ごした。
体力的にきついけど、どエムの生徒たちはこのイベントが大好き。朝まで56人も残っていた。過去最高。
そして日曜。3時間ほど寝て起きた。ワイルド過ぎるほどの体力。日曜なのに寝ていられない。
釣り仲間の上ちゃんから電話、「今日中西船長の船で出るんですけど、一時半集合です。」とのこと。
おお、久しぶりの沖での釣り。カヤックとは違った楽しみがある。「いくいく行きますよお。」
今回のメンバーは上ちゃんの友人でアメリカ人のダニエル、大学院の友人の梶くん、そして俺と上ちゃん。
釣り大好きな中西船長とともにいざ出陣。目指すは橋立沖。
こんな感じで俺もやる気満々。そこでみんなに提案。
「一番でかいサカナ釣ったら、みんなから100円ずつもらえるってのはどう?」
みんな賛成。そして釣りバトルが開始された。
最初に行ったポイントではアタリもなく、暗い出足。そこでかなり沖の水深50mのところに変更。
船長の魚探にはかなり濃い影が。みんなは船長推薦のサビキで、俺だけ自分で持参した仕掛け。
開始早々上ちゃんの竿が曲がった。かなり大きなアジだ。
調子こく上ちゃん。
続いてダニエル、釣りは人生二度目という梶くんにも尺アジがヒット。
みんなが次々と釣り上げる中、ひとりボウズの俺。
「あれ、くぼごんさん、今日はやけに静かですねえ」と上ちゃん。
「うるせい、半泣きなんだよ。このままだったら、全泣きになる。」
「泣き顔見たいっすね。」と上ちゃん。
あんまり釣れないので、船長からいただいたサビキに変更。しかし、おもりの代わりにメタルジグを付けてアレンジ。
そのうちやたら小さいアタリ。こんと合わせるとぷるぷると釣れた感じ。手ごたえでは15センチ程度の魚だ。
今回のロッドはカヤック用にフィッシャーズ購入した740円のもの。180センチと扱いやすい。
一応15gぐらいのルアー用らしいが、そこに30gのメタルジグとサビキ付けてみた。リールはレガリス2500。
小さなヒキでも記念すべき一匹めなので慎重に巻き上げてみる。
すると途中で何かにひっかかったような重い手ごたえ。そしていきなりググンと大きく下に引き込まれるロッド。
がつん、と合わせると、ぐいぐい下に潜ろうとする。半円を描く740円ロッド。
「これはガンドだな。」と中西船長。毎回説明するが、70センチほどのブリのことである。
俺の大騒ぎにアイフォンで動画を撮りだした上ちゃん。しかし、前々上がってこない。スプールからラインがどんどん出ていく。
そのうち撮影を諦めた上ちゃん。「サカナが姿見せたら呼んでください。」と自分の釣りに戻る。
10分以上やりとりして水面に浮いてきたのはやはりガンド。70センチはある。一発逆転だあ。一番下のジグにきてた。
「やはり俺はなんかもってるな。ただでは終わらんよ。」と急に饒舌になる俺。現在第1位。
その後上ちゃんに小さいアジがヒット。あまりに小ささにヘコむ上ちゃん。「くそ、これをエサにしてガンド狙う。」
釣れたアジを生きたままハリに深く刺し、またもや海底へ。
しばらくして上ちゃんの竿に大きなアタリ。かなりのヒキだ。やばい、アジにガンドきてしまったのかあ。
不安になる俺。しかし、ヒキ味が青物っぽくない。あれあれ。
釣り上げてみると、なんと50センチほど黒ソイ。こんなデカイのは初めてみた。
サイズでは負けなかったが、かなりの高級魚だ。このサイズなら料亭に出せる。
そのうち梶くんの竿にも小アジがきた。「ぼくもこれをエサにしてやってみます。」と梶くん。
そして20分後、梶くんに大きなアタリ。これもかなりデカイ魚だ。
必死にサカナと戦う梶くん。釣り上げてみてびっくり。
なんと上ちゃんよりひとまわり大きな黒ソイ。60センチ弱はある。船長もびっくり。
とてもうれしそうな梶くん。この日はタイやガンドも釣り、大満足の一日。
ダニエルはアジの大物とカワハギのでかいやつを釣り上げた。
釣りバトルは俺と梶くんの引き分けってとこか。悔しがる上ちゃん。最初に調子こくからだよ。
こんな釣りバカたちを優しく見守ってくれていた太陽がゆっくり海に沈んでいった。
今日は6時間も釣りをしたぜい。ワイルドだろ。
あんまり釣れ過ぎたので、帰港後、かみさんの友人にサカナ配って回った俺であった。
体力的にきついけど、どエムの生徒たちはこのイベントが大好き。朝まで56人も残っていた。過去最高。
そして日曜。3時間ほど寝て起きた。ワイルド過ぎるほどの体力。日曜なのに寝ていられない。
釣り仲間の上ちゃんから電話、「今日中西船長の船で出るんですけど、一時半集合です。」とのこと。
おお、久しぶりの沖での釣り。カヤックとは違った楽しみがある。「いくいく行きますよお。」
今回のメンバーは上ちゃんの友人でアメリカ人のダニエル、大学院の友人の梶くん、そして俺と上ちゃん。
釣り大好きな中西船長とともにいざ出陣。目指すは橋立沖。
こんな感じで俺もやる気満々。そこでみんなに提案。
「一番でかいサカナ釣ったら、みんなから100円ずつもらえるってのはどう?」
みんな賛成。そして釣りバトルが開始された。
最初に行ったポイントではアタリもなく、暗い出足。そこでかなり沖の水深50mのところに変更。
船長の魚探にはかなり濃い影が。みんなは船長推薦のサビキで、俺だけ自分で持参した仕掛け。
開始早々上ちゃんの竿が曲がった。かなり大きなアジだ。
調子こく上ちゃん。
続いてダニエル、釣りは人生二度目という梶くんにも尺アジがヒット。
みんなが次々と釣り上げる中、ひとりボウズの俺。
「あれ、くぼごんさん、今日はやけに静かですねえ」と上ちゃん。
「うるせい、半泣きなんだよ。このままだったら、全泣きになる。」
「泣き顔見たいっすね。」と上ちゃん。
あんまり釣れないので、船長からいただいたサビキに変更。しかし、おもりの代わりにメタルジグを付けてアレンジ。
そのうちやたら小さいアタリ。こんと合わせるとぷるぷると釣れた感じ。手ごたえでは15センチ程度の魚だ。
今回のロッドはカヤック用にフィッシャーズ購入した740円のもの。180センチと扱いやすい。
一応15gぐらいのルアー用らしいが、そこに30gのメタルジグとサビキ付けてみた。リールはレガリス2500。
小さなヒキでも記念すべき一匹めなので慎重に巻き上げてみる。
すると途中で何かにひっかかったような重い手ごたえ。そしていきなりググンと大きく下に引き込まれるロッド。
がつん、と合わせると、ぐいぐい下に潜ろうとする。半円を描く740円ロッド。
「これはガンドだな。」と中西船長。毎回説明するが、70センチほどのブリのことである。
俺の大騒ぎにアイフォンで動画を撮りだした上ちゃん。しかし、前々上がってこない。スプールからラインがどんどん出ていく。
そのうち撮影を諦めた上ちゃん。「サカナが姿見せたら呼んでください。」と自分の釣りに戻る。
10分以上やりとりして水面に浮いてきたのはやはりガンド。70センチはある。一発逆転だあ。一番下のジグにきてた。
「やはり俺はなんかもってるな。ただでは終わらんよ。」と急に饒舌になる俺。現在第1位。
その後上ちゃんに小さいアジがヒット。あまりに小ささにヘコむ上ちゃん。「くそ、これをエサにしてガンド狙う。」
釣れたアジを生きたままハリに深く刺し、またもや海底へ。
しばらくして上ちゃんの竿に大きなアタリ。かなりのヒキだ。やばい、アジにガンドきてしまったのかあ。
不安になる俺。しかし、ヒキ味が青物っぽくない。あれあれ。
釣り上げてみると、なんと50センチほど黒ソイ。こんなデカイのは初めてみた。
サイズでは負けなかったが、かなりの高級魚だ。このサイズなら料亭に出せる。
そのうち梶くんの竿にも小アジがきた。「ぼくもこれをエサにしてやってみます。」と梶くん。
そして20分後、梶くんに大きなアタリ。これもかなりデカイ魚だ。
必死にサカナと戦う梶くん。釣り上げてみてびっくり。
なんと上ちゃんよりひとまわり大きな黒ソイ。60センチ弱はある。船長もびっくり。
とてもうれしそうな梶くん。この日はタイやガンドも釣り、大満足の一日。
ダニエルはアジの大物とカワハギのでかいやつを釣り上げた。
釣りバトルは俺と梶くんの引き分けってとこか。悔しがる上ちゃん。最初に調子こくからだよ。
こんな釣りバカたちを優しく見守ってくれていた太陽がゆっくり海に沈んでいった。
今日は6時間も釣りをしたぜい。ワイルドだろ。
あんまり釣れ過ぎたので、帰港後、かみさんの友人にサカナ配って回った俺であった。
2012年05月19日
初タンデムフィッシング
教え子のタイシ君がどうしてもカヤックでサカナ釣りしたいと言うので、今朝連れて行ってやった。
わざわざ前日に知人からタンデムできる「テキーラ」と言う三分割して車に積めるカヤックを借りてきた。
前に少し買おうかと思ったカヤックだったので、興味シンシン。
取りに行ってみると、分割した一つ一つがかなりでかい。日本の乗用車に乗せるはムリ。
ワンボックスの助手席倒してどうにか積めるサイズ。買わなくて良かった。
朝、6時に待ち合わせて最近行きつけの浜地海水浴場へ。風が少しあるが、波はさほどない。
二人でえっちらおっちら波打ち際まで運んで乗艇。さあ沖へ。
あれ、前々まっすぐに進まない。この艇、直進性がかなり悪い。安定性は高いが前に進んでくれない。
初心者のタイシ君の漕ぎ方もヘタなので、かなり時間をかけてテトラの外へ出た。
陸から500m離れて釣り開始。あ、俺のテンヤの仕掛けがシャツの背中に突き刺さっている。
マジかよ。釣るためには服脱がなきゃ。
めんどくさいので、刺さっているマゴ針をハサミで切り落として釣り開始。
とりあえずテンヤ仕掛けで勝負。エサはトラエビ。
入れるやいなや良型のカサゴヒット。タイシ君にもカサゴ。どんどん釣れる。
カサゴしか釣れないのでもう少し沖へ。うねりが少しずつ高くなってきている。
「先生、こんなところまで来て帰れるんですか。」と不安気なタイシ君。「知らん。帰れんかもな。」と俺。
風は沖に向かって吹き、少しずつ沖へ流されていく。
ある程度水深のあるところへ来たので、インチク系の仕掛けに換えて底からしゃくってみた。
ガツン、と大きなアタリ。またまた来ましたあ。青物ちゃん。「タイシ、巨大魚釣れたぞ。」と俺。
実はひとりではなかなか出来ない動画を撮ってもらいたかったんだけど、タイシ君、船酔いでゲロ寸前。
かなりの時間ヤリトリしてどうにか釣り上げたのは50センチほどのフクラギ。またもやブリシャブ。
タイシ君は「いいですね、俺も釣りたい。」といいながら、グッタリ。「もう限界です。」と音を上げた。
二時間半ほど釣ったので、納竿。帰りにテトラ近くに赤いカヤック発見。
上陸して近づいてみると「あ、塾長さんですね。いつもブログ拝見してます。」とのこと。プチ有名人だ、俺。
なんと今日が初出艇とのこと。えらそうにいろいろアドバイスして立ち去る俺。
タイシ君は陸についてほっと安心した様子。「陸って最高ですねえ。」
とりあえず今回もかなり釣れた。カサゴ20匹程度にベラ2匹、そしてフクラギ一匹。カサゴは半分リリース。
借りたカヤックを洗って返却。疲れたのでどかんと昼寝。今日もいい一日でした。
明日も釣りに行こう。
わざわざ前日に知人からタンデムできる「テキーラ」と言う三分割して車に積めるカヤックを借りてきた。
前に少し買おうかと思ったカヤックだったので、興味シンシン。
取りに行ってみると、分割した一つ一つがかなりでかい。日本の乗用車に乗せるはムリ。
ワンボックスの助手席倒してどうにか積めるサイズ。買わなくて良かった。
朝、6時に待ち合わせて最近行きつけの浜地海水浴場へ。風が少しあるが、波はさほどない。
二人でえっちらおっちら波打ち際まで運んで乗艇。さあ沖へ。
あれ、前々まっすぐに進まない。この艇、直進性がかなり悪い。安定性は高いが前に進んでくれない。
初心者のタイシ君の漕ぎ方もヘタなので、かなり時間をかけてテトラの外へ出た。
陸から500m離れて釣り開始。あ、俺のテンヤの仕掛けがシャツの背中に突き刺さっている。
マジかよ。釣るためには服脱がなきゃ。
めんどくさいので、刺さっているマゴ針をハサミで切り落として釣り開始。
とりあえずテンヤ仕掛けで勝負。エサはトラエビ。
入れるやいなや良型のカサゴヒット。タイシ君にもカサゴ。どんどん釣れる。
カサゴしか釣れないのでもう少し沖へ。うねりが少しずつ高くなってきている。
「先生、こんなところまで来て帰れるんですか。」と不安気なタイシ君。「知らん。帰れんかもな。」と俺。
風は沖に向かって吹き、少しずつ沖へ流されていく。
ある程度水深のあるところへ来たので、インチク系の仕掛けに換えて底からしゃくってみた。
ガツン、と大きなアタリ。またまた来ましたあ。青物ちゃん。「タイシ、巨大魚釣れたぞ。」と俺。
実はひとりではなかなか出来ない動画を撮ってもらいたかったんだけど、タイシ君、船酔いでゲロ寸前。
かなりの時間ヤリトリしてどうにか釣り上げたのは50センチほどのフクラギ。またもやブリシャブ。
タイシ君は「いいですね、俺も釣りたい。」といいながら、グッタリ。「もう限界です。」と音を上げた。
二時間半ほど釣ったので、納竿。帰りにテトラ近くに赤いカヤック発見。
上陸して近づいてみると「あ、塾長さんですね。いつもブログ拝見してます。」とのこと。プチ有名人だ、俺。
なんと今日が初出艇とのこと。えらそうにいろいろアドバイスして立ち去る俺。
タイシ君は陸についてほっと安心した様子。「陸って最高ですねえ。」
とりあえず今回もかなり釣れた。カサゴ20匹程度にベラ2匹、そしてフクラギ一匹。カサゴは半分リリース。
借りたカヤックを洗って返却。疲れたのでどかんと昼寝。今日もいい一日でした。
明日も釣りに行こう。
2012年05月16日
ブリブリブリ
日曜は母の日だった。母が亡くなってからこの日は少し切ない日になってしまった。
天気が良かったので、橋立漁港からカヤック出そうと思い、出かけたが、波と風がすごくて断念。
天気は良かったので、町中を少し散策してみた。
もともと橋立は北前船という貿易船で栄えた町だ。その町でこんな光景に出くわした。
北前船の大きな木の模型を持った親子が歩いていた。模型の引っ越しらしい。ほのぼのとした光景だ。
日中はのんびり過ごした。夜は娘たちが母の日ということで、ディナーを作ってくれた。
かみさんの好きなパスタとサラダ。俺とかみさんはワインを飲んだ。温かい気持ちで夕食を食べた。
自分は母の日に新聞配達で稼いだお金でペンダントを贈ったぐらいで、後は何にもしてあげられなかった。
後悔することしきり。墓に布団はきせられぬ、とは名言である。
翌日は波もなさそうだったので、早朝から前回大物が釣れた浜地から出艇。
波はないが、風と潮流で沖へ沖へ流される。これは長く釣っているとヤバイなと思い、手早く勝負しようと仕掛けを作った。
いつものひとつテンヤの上に簡単なサビキを付けた。これで釣果も増すはず。
前回釣れたところで少しゆっくりめにトローリングしてると、ギュンとロッドがしなった。
がつんと合わせると、またラインが出ていく。しかし、前回ほどの勢いはない。
3分ほどやりとりして、あがってきたのはまたもやブリの幼魚。40センチサイズ。フクラギというサイズだ。
食べるのには一番いい。小さいクーラーに無理やり入れた。
これでオカズができたので、逆風に逆らっての帰港。石垣島で八幡さんから効率的な漕ぎ方習ったおかげで30分漕ぎ続けてもあまり疲れない。八幡さんとの出会いはまた別の機会に書こう。かなりいい勉強になった。
今日は二度あることは三度あると思い、またまた早朝5時から浜地海岸へ。
ベタ凪ぎでウネリはあるが波はさほど高くない。
最近エサはジャスコとかで売られているガスエビを使っているが、今回のサイズはエビが大き過ぎた。
まあそれでもカサゴは釣れる。そのうち少し違ったヒキ。あちこちに走り回る。でもそんなに強いヒキではない。
釣りあげてみると久しぶりのホウボウ。25センチほどだったので、リリース。
今回は波もないので、長く釣れるなと思った矢先の下痢。これがカヤッカーの一番の大敵。
慌てて越前松島の浅瀬に漕ぎ入る。途中、岩礁が露出していて危険だったが、お尻の穴も爆発寸前。
少し出たかもしれないという危惧を抱きつつ、上陸。岩場の陰で慌ててパンツを下し、海の中へブリブリ。
ブリ釣りに来てのブリブリ。はははは。
こんな風光明美なところで下品なオヤジ。紙もないので、海水で丁寧に洗った。
すっきりして釣り再開。それからフグ一匹とカサゴ一匹釣って納竿。
浜辺でアウトドアナイフでカサゴさばいていたら、トンビやってきてワタを持って行った。かなり怖い。ワイルドだろう。
帰宅後、風呂場でそっとパンツを見てみたら、茶色い物体が少しついていた。チビりじじい。
手洗いで洗濯してかみさんに迷惑かけないように洗濯竿に干した。
それにしても海の上は気持ちがいい。下痢さえなければ天国だ。
みんなにもこの幸せ、味わってもらいたいなあ。
天気が良かったので、橋立漁港からカヤック出そうと思い、出かけたが、波と風がすごくて断念。
天気は良かったので、町中を少し散策してみた。
もともと橋立は北前船という貿易船で栄えた町だ。その町でこんな光景に出くわした。
北前船の大きな木の模型を持った親子が歩いていた。模型の引っ越しらしい。ほのぼのとした光景だ。
日中はのんびり過ごした。夜は娘たちが母の日ということで、ディナーを作ってくれた。
かみさんの好きなパスタとサラダ。俺とかみさんはワインを飲んだ。温かい気持ちで夕食を食べた。
自分は母の日に新聞配達で稼いだお金でペンダントを贈ったぐらいで、後は何にもしてあげられなかった。
後悔することしきり。墓に布団はきせられぬ、とは名言である。
翌日は波もなさそうだったので、早朝から前回大物が釣れた浜地から出艇。
波はないが、風と潮流で沖へ沖へ流される。これは長く釣っているとヤバイなと思い、手早く勝負しようと仕掛けを作った。
いつものひとつテンヤの上に簡単なサビキを付けた。これで釣果も増すはず。
前回釣れたところで少しゆっくりめにトローリングしてると、ギュンとロッドがしなった。
がつんと合わせると、またラインが出ていく。しかし、前回ほどの勢いはない。
3分ほどやりとりして、あがってきたのはまたもやブリの幼魚。40センチサイズ。フクラギというサイズだ。
食べるのには一番いい。小さいクーラーに無理やり入れた。
これでオカズができたので、逆風に逆らっての帰港。石垣島で八幡さんから効率的な漕ぎ方習ったおかげで30分漕ぎ続けてもあまり疲れない。八幡さんとの出会いはまた別の機会に書こう。かなりいい勉強になった。
今日は二度あることは三度あると思い、またまた早朝5時から浜地海岸へ。
ベタ凪ぎでウネリはあるが波はさほど高くない。
最近エサはジャスコとかで売られているガスエビを使っているが、今回のサイズはエビが大き過ぎた。
まあそれでもカサゴは釣れる。そのうち少し違ったヒキ。あちこちに走り回る。でもそんなに強いヒキではない。
釣りあげてみると久しぶりのホウボウ。25センチほどだったので、リリース。
今回は波もないので、長く釣れるなと思った矢先の下痢。これがカヤッカーの一番の大敵。
慌てて越前松島の浅瀬に漕ぎ入る。途中、岩礁が露出していて危険だったが、お尻の穴も爆発寸前。
少し出たかもしれないという危惧を抱きつつ、上陸。岩場の陰で慌ててパンツを下し、海の中へブリブリ。
ブリ釣りに来てのブリブリ。はははは。
こんな風光明美なところで下品なオヤジ。紙もないので、海水で丁寧に洗った。
すっきりして釣り再開。それからフグ一匹とカサゴ一匹釣って納竿。
浜辺でアウトドアナイフでカサゴさばいていたら、トンビやってきてワタを持って行った。かなり怖い。ワイルドだろう。
帰宅後、風呂場でそっとパンツを見てみたら、茶色い物体が少しついていた。チビりじじい。
手洗いで洗濯してかみさんに迷惑かけないように洗濯竿に干した。
それにしても海の上は気持ちがいい。下痢さえなければ天国だ。
みんなにもこの幸せ、味わってもらいたいなあ。
2012年05月01日
ハッピーパンツで巨大魚
昨日は53歳の誕生日だった。
誕生祝に富山の黒部まで家族旅行に出かけてきた。
念願のトロッコ電車にも乗り、夜は生地温泉の「たなかや」さんという旅館でしこたま美味しいものを食べてきた。
昨日3時半頃帰宅したのだが、あまりに天気がいいのでカヤックで橋立から海に出ることにした。
ベタ凪なのにアタリすらない。大きな船で中西さんと沖に出ている上ちゃんも何も釣れないと言う。
まあ、海の上は気持ちいいからいいか。
夜は誕生日会。
かみさんと娘たちからバースデーカードとピンクのトランクスもらった。
イカリや舵やヨットなど海の模様の入った素敵なパンツだ。
今朝は快晴だったので、そのパンツをはいて福井の浜地から海へ出た。
以前巨大マダイを釣ったところで、タイが釣れなくてもカサゴは十分狙える。
9時からのんびり出艇。ほんとベタ凪。石垣島で達人の八幡さんから習った漕ぎ方で沖へと向かう。
合理的な漕ぎ方なので、あまり疲れない。
仕掛けはひとつテンヤに冷凍のガスエビつけたもの。ロッドはエギング用のもので、PEの細いヤツ巻いたリールである。
少し沖に出て釣り始めると、こつこつとアタリ。こんと合わせると確かな手ごたえ。20センチオーバーのカサゴだ。
そのあとも次々とカサゴが釣れる。
アタリが止まったので、以前マダイ釣れたポイントへ移動。風もなく気持ちのいい日だ。
底まで仕掛けを落としてトントン底を叩いても何も釣れない。
トローリングみたいにエサを引きずってと思い、カヤックをゆっくり漕ぎながら移動してみた。
1分ほどたったとき、いきなりロッドがしなった。かなり大きく曲がったので、根がかりかなと思い、竿をあおってみると、グイと引き込まれる。
慌ててリールを巻くと、ものすごい力で引かれ、スプールが逆回転して糸がどんどん出ていった。
巨大マダイ釣ったときもこんな感じだったので、またマダイかなと思い、ドラグを調整し、バトルに突入。
5分ほど格闘したのち、サカナはかなり上の方まで上がってきたようだ。タイならこの辺で力尽きて諦めモードになってくれるのに、まだまだ引くのをやめない。
後数メートルというところで、海を覗くと青い背中と黄色いラインが見えた。青物だ。
慎重に取り込んで、両足の間にドスンと置いた。やったー。かなりでかい。70センチはある。
ブリの幼魚をフクラギと言うが、このサイズはガンドだな。
それにしてもテンヤにエビ付けてガンド釣れるとはね。
慌てて岸へ漕ぎ帰り、ロッドの入っていたプラケースの中にサカナを押し込み帰宅。
かみさんと二人で小一時間かかって解体。昼はサシミ。夜はブリシャブでいただきました。
ああ、カヤックっていいなあ。明日も釣りに行こうかなあ。この運は娘たちのくれたピンクのパンツのおかげか。
まさにラッキーパンツ。
誕生祝に富山の黒部まで家族旅行に出かけてきた。
念願のトロッコ電車にも乗り、夜は生地温泉の「たなかや」さんという旅館でしこたま美味しいものを食べてきた。
昨日3時半頃帰宅したのだが、あまりに天気がいいのでカヤックで橋立から海に出ることにした。
ベタ凪なのにアタリすらない。大きな船で中西さんと沖に出ている上ちゃんも何も釣れないと言う。
まあ、海の上は気持ちいいからいいか。
夜は誕生日会。
かみさんと娘たちからバースデーカードとピンクのトランクスもらった。
イカリや舵やヨットなど海の模様の入った素敵なパンツだ。
今朝は快晴だったので、そのパンツをはいて福井の浜地から海へ出た。
以前巨大マダイを釣ったところで、タイが釣れなくてもカサゴは十分狙える。
9時からのんびり出艇。ほんとベタ凪。石垣島で達人の八幡さんから習った漕ぎ方で沖へと向かう。
合理的な漕ぎ方なので、あまり疲れない。
仕掛けはひとつテンヤに冷凍のガスエビつけたもの。ロッドはエギング用のもので、PEの細いヤツ巻いたリールである。
少し沖に出て釣り始めると、こつこつとアタリ。こんと合わせると確かな手ごたえ。20センチオーバーのカサゴだ。
そのあとも次々とカサゴが釣れる。
アタリが止まったので、以前マダイ釣れたポイントへ移動。風もなく気持ちのいい日だ。
底まで仕掛けを落としてトントン底を叩いても何も釣れない。
トローリングみたいにエサを引きずってと思い、カヤックをゆっくり漕ぎながら移動してみた。
1分ほどたったとき、いきなりロッドがしなった。かなり大きく曲がったので、根がかりかなと思い、竿をあおってみると、グイと引き込まれる。
慌ててリールを巻くと、ものすごい力で引かれ、スプールが逆回転して糸がどんどん出ていった。
巨大マダイ釣ったときもこんな感じだったので、またマダイかなと思い、ドラグを調整し、バトルに突入。
5分ほど格闘したのち、サカナはかなり上の方まで上がってきたようだ。タイならこの辺で力尽きて諦めモードになってくれるのに、まだまだ引くのをやめない。
後数メートルというところで、海を覗くと青い背中と黄色いラインが見えた。青物だ。
慎重に取り込んで、両足の間にドスンと置いた。やったー。かなりでかい。70センチはある。
ブリの幼魚をフクラギと言うが、このサイズはガンドだな。
それにしてもテンヤにエビ付けてガンド釣れるとはね。
慌てて岸へ漕ぎ帰り、ロッドの入っていたプラケースの中にサカナを押し込み帰宅。
かみさんと二人で小一時間かかって解体。昼はサシミ。夜はブリシャブでいただきました。
ああ、カヤックっていいなあ。明日も釣りに行こうかなあ。この運は娘たちのくれたピンクのパンツのおかげか。
まさにラッキーパンツ。