塾長の釣りバカ日誌

根っからの旅好きで、暇と金さえあれば海外を駆け巡ってきた。

特に東南アジアの僻地の人の温かさが好きでいろんなところに顔突っ込んできた。

タイ、ベトナム、フィリピン、シンガポール、インドネシア、モンゴル、マレーシア、エストニア、フィンランドなどなど・・。

行く先々で海や川があれば、やはり釣りしたくなる。

とりあえず小型のスピニングリールと振り出し竿だけは持って行くことにしている。

最悪だったのが、フィリピンの首都マニラ。

ここの海は東京湾の比なんてもんじゃない。汚いを通りこして、劇薬に近いものがある。

あちこちでメタンガスみたいなものがぶくぶく出ているし、そんな中でもルアーを引きちぎっていくバラクーダみたいな魚がいたりするし。

笑えたのは、竿を使わずにフローティングミノーに付けたラインを手でぐるぐる回して投げ釣りしていたおばはん。

汚いドブ以下の海に向かって何度もルアーを投げているのだが、風に戻され、数メートルしか飛んでいない。

それでも諦めずやっていたところをみると、過去に大物が釣れたことでもあるのだろう。

あんまり海がひどいので、フィリピンでは僻地へ行ってのんびりすることにした。

マタブンカイというあんまり聞いたことのないリゾート地でイカダを借りて一日過ごした。

青い海の上に浮かぶイカダの上でマッサージ受けたり、釣りしたり、酒飲んで昼寝したり、贅沢な時間。



釣果は殆どなかったけど、これはこれでアリ。

翌日、近くのプエルトガレラという島に渡り、ここでも釣り。

ワームで小魚一匹だけゲット。



この島は本当に美しい島で、ずっと滞在したいと思ってしまった。



この後、船を借り切って釣りをしたのだが、その話はまた後日。